雨といのリフォーム
チェックポイント!
雨といに関しても屋根と同様に、太陽光、熱、雨、風、雪、雹などといった四季を通して過酷な条件下にあります。
定期的なメンテナンスが住まいの性能を保ち、外観をいつまでも美しく保つ秘訣なのです。
また、雨が降らないと状況が分かりづらい為、気付いた時には全交換といった、重症化するケースが多い場所でもあります。
簡易的な補修方法として、ひび割れ部分を防水テープでふさぐといった、応急処置があります。
一時的には対応できますが長くは持ちません。
雪や大雨シーズン前には交換する事をお勧めします。
集水器に落ち葉が詰まってしまい流れなくなってしまった。
樋吊金具が釘で施工されていて、引抜強度不足により雪で抜け落ちてしまった。
ポイント
日頃から雨樋の『曲り』『色』『亀裂』などをチェックしておきましょう。
軒樋に関しましては、高い部分に付いている物なので、点検は容易ではありません。
専門家の目で定期的に点検される事をお勧めします。
雨といにゴミ、落ち葉などが溜まったり、曲がったり、割れたり、外れたりして、水漏れしている場合
- ● 雨漏りが軒先・軒裏あるいは外壁にまわって腐食の原因になります。
- ● モルタル壁などクラックがあると、そこから雨水が壁の中に入り、柱や土台を腐食させます。
- ● 軒下の地面が雨だれで掘り下げられ、外壁や庭木などを痛めます。
※定期的にメンテナンスを行うことが工事を安くする一番のポイントなのです!
補足
雨といのリフォーム工事を行うタイミング
- 劣化、破損
- 屋根・外壁工事と一緒に
- 落ち葉が詰まった
取扱商品
当社の雨といは『パナソニックの雨とい』を取り扱っています。
住宅にとっては地味な存在といえる雨とい。しかし、雨といがなければ構造部の腐食につながるほか、外観もおしゃれに仕上がりません。雨といは縁の下ならぬ、軒先の“力持ち”デザイン・カラーから強度・機能性まで、とことんこだわって選びましょう。
雨樋製品にはほとんどのメーカーで硬質塩化ビニル樹脂が使用されていますが、夏の暑さ、冬の寒さなどで伸び縮みします。
他社製品の場合、伸縮ジョイントなど調整する部品を取り付けますが、パナソニック製品の場合スチール製で出来た心材を使用しており、伸縮しにくい素材となっております。
弊社では過去の事例から判断して、一番メンテナンスが出にくいパナソニックの雨樋を採用しております。
商品詳細、施工例などはメーカーサイトにてご確認下さい。
ポイント
雨といは3つの視点で選ぶ。
雨といは建物の屋根材、外壁材の色柄や軒先、玄関、窓などとのバランスを考えて、さらに“なじむ” “飾る” “魅せる”3つの観点から統一性、一体感を演出できる雨といを選びましょう。
- 1. 外観で選ぶ
- 2. 既存の屋根の状態で選ぶ
- 3. コストで選ぶ
写真左から、ポリカーボネート内吊タイプ、ステンレス内吊タイプ、メッキ受けタイプ
近年の雨樋の構造は、受けるタイプから吊るタイプへと進化しています。
また、取付具もポリカーボネート製の物へ変更すると、さらなる強度を得ることが出来ます。
※近年の大雪などで破損している雨樋はほとんど受けタイプの物が多いです。
※通常ステンレス製でお見積りしております。
足場に関して
当社では雨樋の部分補修に関しても足場設置を義務付けております。
職人の安全対策、事故防止にご協力ください。
※高さ3m以下、軒(横)3m以内又は一部金物交換などといった場合を除く。
その他の場合は現場にて判断させて頂きます。
一般雨とい人気ランキング
シビルスケア PC50
アイアン素材だから実現した、二重曲線のシンプルなフォルム。
アクロポリス・パルテノン神殿のサイマレクタ(2重曲線)と呼ばれる伝統的な意匠を採用。やわらかなカーブがつくりだす独特の陰影が、軒先の直線美を強調します。
グランスケア PGR60
ダブルラインが直線ラインを強調。
軒とい前面下方部にラインを2 本入れることで直線ラインが強調され、ボーダーなどのアクセントと美しく調和します。
バラスケア U105
シンプルな箱形形状が、軒先ラインと美しく調和。
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シビルスケア PC77
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ファインスケア NF-1型
樹脂を感じさせない上品な表面仕上げ。
樹脂の素材感を抑えた表面仕上げは、軒先になじみやすく、 外観を落ちついた印象に演出します。
サーフェスケア FS-1型
ツヤを抑えた質感で、モダンな住宅にも対応。
流れるような水平ラインを持つ表面仕上げ。屋根の水平ラインと軒といが同化し、まるで化粧鼻隠しのようなすっきりとした印象を与えます。