屋根のリフォーム工事
チェックポイント!
ふだん見る事の少ない屋根ですが、登ってみるとずいぶん痛んでいるものです。
屋根材は”雨、雪、植物や落ち葉、苔、鳥の巣など”といった外部刺激など、いろいろな状況によって劣化が進んでいきます。
ポイント
目安としては、、5年に一度、専門家の目で定期的に点検される事をお勧めします。
室内に雨漏りの症状が出てきてからでは遅いです!
定期的にメンテナンスを行うことが、工事を安くする一番のポイントなのです。
工事工法
(屋根リフォーム工事の
種類)
現状平板スレート屋根の場合、雨漏りが無く、屋根下地がしっかりしている場合はカバー工法をお勧めしております。
瓦屋根、又は雨漏りしている場合や、下地が痛んでいる場合葺き替え工事をお勧めしております。
カバー工法
点検・実測の際、下地調査を行います。
屋根裏を確認させて頂く場合があります。
カバー工法の条件
- ・既存屋根材がスレート屋根、又は※鋼板屋根
- ・下地の状態が良い場合
※鋼板屋根の場合対応できる屋根と出来ない屋根があります。
実測にて判断させて頂きます。
カバー工法のメリット
既存屋根材の撤去費用、産廃処理など高額なアスベスト混入建材の処分費が掛からない為、低コストで施工が可能です。
ポイント
カラーベスト(コロニアルなど)屋根材は塗装によるメンテナンスが一般的ですが、塗装で対応できるのが3回程度とされております。
2度目のメンテナンスを塗装で行うより、カバー工法で改修された方が経済的にもお得です。
カバー工法の屋根材ラインアップ
- IG工業ガルテクト
- ニチハ横暖ルーフ
- 稲垣商事 ヒランビー
- 他、多数
カバー工法の作業手順
❶ ルーフィング
ルーフィング(防水シート)を張ります。この防水シートが雨水の侵入を防ぎます。
❷ 新規屋根材施工
ルーフィングが終わった後、新規屋根材を張っていきます。
葺き替え
既存屋根材を全て撤去する為、雨漏りなど不良箇所の原因が明確に確認できます。
葺き替えの条件
- ・瓦屋根の場合
- ・屋根下地材など痛んでいる場合
- ・雨漏りなどがひどい場合
葺き替えのメリット
- ・重い屋根材を撤去する事により耐震補強になる。
- ・雨漏り箇所や、下地補修が出来る。
- ・多種多様な屋根材が選択できる。
葺き替えの屋根材ラインアップ
- コロニアル
- ルーガ
- ガルテクト
- ニチハ横暖ルーフ
- 稲垣商事 ヒランビー
- 他、多数
葺き替えの作業手順
❶ 既存屋根撤去
古くなった屋根材を撤去します。
❷ 構造用合板12㎜張り増し
野地板(下地材)を張っていきます。
❸ ルーフィング
ルーフィング(防水シート)を張ります。この防水シートが雨水の侵入を防ぎます。
❹ 新規屋根材施工
ルーフィングが終わった後、新規屋根材を張っていきます。
近年では『屋根の耐震リフォーム』へのご要望が多くなってきております。
柱や、梁など内部の耐震補強には莫大な金額が掛かってしまい、又、内装工事なので引っ越しなどといった負担も発生してしまいます。
屋根葺き替え工事の場合、住みながらも、かなりの効果のある耐震補強をすることが出来ます。